今日は見積書についてです。
大きな買い物をする時や、お家のリフォームや屋根の工事・外壁の塗替えなど、
最初に業者に問合せし見積りをお願いする。
そして、価格の折り合いがつけば契約。
一般的な流れだと思います。
例えば、車や電化製品を買う時はどうでしょうか?
お店に行って現物を見たり触ったり、カタログを見比べたり、
販売員の接客やアフターサービスなども確認し判断してから購入します。
完成品を買うのであればそういったことが可能になります。
ですが、塗装工事ではそのようなことができません。
塗装工事では完成品を買うわけではく、
お家の下地の種類や傷み具合によって塗料や工法が変わってくるので、
塗装工事に定価というものはないのです。
皆様が悩んでしまうのは仕方ないですね。
見積書も大事な事ですが、その前に、診断書を提出してもらう事をお勧めします。
人が年齢を重ねることと同じで、建物も新築で建てた時から経年劣化が始まります。
ですので、人と同様に建物にも健康診断が必要です。
もちろんその診断書も分かるように書かれているものがいいです。
その診断書に基づいて見積書が作成されるのですが、
診断書に沿った詳細で分かりやすい見積書がいいです。
どこの塗料メーカーのどんな種類の塗料を使い、平米金額が書いてあることが重要です。
これは、塗装工事終了後に、「ベランダの床が塗ってない」などのトラブルを防ぐためのものです。
もちろん書類だけでは分からないところもあるので、しっかりと聞きましょう。
ちゃんとした業者ならみなさんにとって分かりやすく丁寧な書類を作成し、分るまで説明してくれるはずです。
「外壁一式」「樋一式」「雨戸一式」など一式見積りには、十分に気を付けましょう。
・見積りの際は、「お家の診断書」も頼みましょう。
・詳細で分かりやすい診断書・見積書を出してくれる業者。きちんと説明してくれる業者が安心です。