最近ではテレビCMで最低3社は見積りを取りましょう!などとあります。

見積りを複数業者で取ることは良い事ですが、

実はこれで失敗してしまうケースもあります。

というのも、2番目3番目に見積もりを頼まれた業者は、

「○○塗装さんはいくらでしたか?」と聞いて、

それより安い金額の見積を持ってくることがあるからです。

それを見たお客様は、また違う業者に「こっちの業者は安いよ、お宅はもっと安くできないの?」と、

値下げ交渉してしまいがちです。

「うちは同じ塗料と工法でもっと安くやります」という営業マンの言葉で、

多くの方が失敗してしまうのです。

考えてみてください。

塗料と工法が同じなら違うのは・・・

人件費です。

自社施工と言いながら、多くの業者では「下請け職人」に工事を任せています。

自分の会社で職人を雇うより、仕事がある時だけ下請け職人に任せれば

日当を払うだけでいいからです、それで会社は利益が出るのです。

下請け職人の多くは、ガソリン代などの経費まで日当に含まれてしまい、日当金額が下回ることがあります。

しかし、自分たちで営業ができないので仕方なく下請けをしているのです。

下請け業者はできるだけ楽をするためや利益を出すために、手抜きをしがちです。

「洗浄や掃除をせずほこりなどの上にそのまま塗る」

「約束した塗料を使わずに、安い塗料を使う」

「シンナーや水を多く入れて使う」

「3回塗るところを1,2回塗りにしてしまう」

「細かいところ(刷毛で塗る所)を雑に塗る」

「養生はいい加減で、窓などについた塗料など掃除しない」

「素材の状態にあった塗り方を考えない」など

例をあげたらキリがありません。

残念なことに実際に今も行われているのです。

こんなことが行われていたら、リフォーム業界全体が信頼を失って、お客様に迷惑をかけてしまいます。

喜ぶのは一部の心無い業者だけで、良い職人がいなくなってしまいます。

みなさんはこんなことが許せますか?

私は同じ職人として許すことができません。

ですから、私たち職人も時代とともに進歩しなければなりません。

受注から施工完了、アフターメンテナンスまで責任をもって行うことが必要になります。

その自覚を持ち自社職人を育てていく事が大切だと思います。

下請け業者全てが手抜きをするわけではありません。

しかし、高い技術を目指し、最高の仕上げの為に時間や手間を惜しまずに仕事ができているかというと、そうでないことが多いです。