世界中の読者の皆さま、毎度おなじみ、リペイン工房の足立です😎

今回は「塗り替えの時期」についてお話しします。
お客様と塗装の着工時期の話になるとよく出る質問が、

「夏と冬、どちらに施工するのが良いですか？」

というものですが…正直なところ、どちらでも可能です。
ただし、季節ごとに注意すべきポイントがあります。

夏の塗装で気をつけること

• 塗料の乾燥は早い

• 乾燥が早すぎて焦って作業しがち

• 注意すべき症状：塗膜の熱膨れ

熱膨れとは？

水性塗料で起こりやすく、1回目の上塗りが表面だけ乾いたように見えても、芯まで乾いていない場合があります。
その状態で2回目を塗ると、1回目の塗膜内の水分が押し上げられて膨れる現象です。
また塗膜が急激に乾燥して膨れることもあります。
※一過性の場合もあれば、塗膜を剥離してやり直さないと治らない場合もあります。

冬の塗装で気をつけること

• 塗料の乾燥が遅く、一日に進められる工程が少ない

• 注意すべき症状：ブラッシング現象

ブラッシング現象とは？

• 塗膜表面が急に冷やされたり、夜露がかかることで起こる

• 岐阜の冬は14時以降に急に冷え込み、夜露が降りることが多い

• 塗膜表面が艶を失い、白ぼけや艶引けが発生

• 耐候性にも影響があり、塗り直しが必要になる場合もある

岐阜の職人たちは、冬の屋根塗装は夜露が乾いた10時～14時の間に上塗りを完了させるのが鉄則です🙌

施工時期の選び方

• 夏も冬もそれぞれ特有の注意点があるため、一概に「どちらが良い」とは言えません

• 大切なのは、知識と経験を持つ職人に施工してもらうこと

• 不具合が起こる可能性があることを理解したうえで、施工中は担当者や職人としっかりコミュニケーションを取ることが重要

まとめ

• 夏は乾燥が早く、熱膨れに注意

• 冬は乾燥が遅く、ブラッシング現象や夜露に注意

• どちらの季節も、施工会社選びや職人の技術が重要

• 塗装中もコミュニケーションを取りながら、安心して仕上がりを楽しもう

塗り替えはお家を美しく長持ちさせるための大切な工事。
季節や塗料の特性を理解して、適切に施工することがポイントです🤗

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